日本で最大の湖、琵琶湖。
海のような壮大さはもちろん、その美しさを見ようとたくさんの人が足を運びます。
みなさんは琵琶湖が滋賀県にあるのはご存じでしたか?
名前や都道府県は知っていても、何市なのか・・大きさはどれくらいなのか・・と意外に知らないことが多いかもしれません。
今回は
・琵琶湖は何県の何市にあるの?
・琵琶湖の大きさはどのくらい?滋賀県の琵琶湖の割合は?
・琵琶湖の名前の由来とは?
・琵琶湖はなぜできたの?
など琵琶湖について詳しくご紹介していきます。
琵琶湖は何県の何市にあるの?
お伝えした通り、琵琶湖があるのは滋賀県です。
有名な場所なので、都道府県を認識してる方は多いかもしれません。
では滋賀県の何市になるのでしょうか。
実は、琵琶湖に特定の市はありません
理由としては、大きな琵琶湖は1つの市ではなく10市4町が関係市町とされているためです。
関係市町は【大津市・彦根市・長浜市・近江八幡市・草津市・守山市・野州市・高島市・東近江市・米原市・湖北市・高月町・木之本町・西浅井町】で、
この中でも高島市は琵琶湖面積の4分の1を占めていますが、明確に琵琶湖の市とは決められてはいません。
琵琶湖の大きさはどのくらい?滋賀県の琵琶湖の割合は?
次に、琵琶湖の大きさがどのくらいなのかをご紹介していきます。
総面積は669,23k㎡で東京23区とほぼ同じ面積をもつ他、東京ドームの約14,000個分の大きさです!
さらに、地図で見ると分かりやすいですが琵琶湖は滋賀県の6分の1を占めているそれはそれは大きな湖です。
地図で見ると6分の1よりもさらに大きく見えますよね!
琵琶湖の外周を時速20kmの自転車で走った場合、1周するのに約10時間もかかるそうです。
このようなことからも、琵琶湖が日本一を誇る湖だということが理解できるかと思います。
琵琶湖の名前の由来とは?
では、なぜ琵琶湖と呼ばれるようになったのかをご紹介します。
いくつか諸説がありますが、1番有力とされているのは「楽器の琵琶に似ていたから」という理由です。
琵琶湖の北部にある竹生島という場所に住んでいるとされる、弁才天(七福神の1人)が持つ楽器の琵琶に形が似ていることから、琵琶湖と名付けられたそうです。
また、この他にも湖の形が果物の琵琶に似ていたからとも言われています。
琵琶湖が実際に琵琶の形に似ているのかどうか、ぜひ一度訪れて確かめてみたいですね。
琵琶湖はなぜできたの?
琵琶湖のことを色々知っていくと、なぜ琵琶湖ができたのかと疑問になりませんか?
そもそも琵琶湖が生まれたのは400万年以上も前の話。
地殻変動により滋賀県伊賀市にできた陥没に水が溜まり、そこに小さく狭い湖ができました。
その湖は【火山・地震・地盤変化などの影響】を受けながら形を変え続け、今の広大な琵琶湖になっていきます。
場所を変えながら大きくなりましたが、約40年前からは今の場所に定まっているそうです。
もともとあった湖ではなく、自然が長い年月をかけて作り上げた琵琶湖には、たくさんの生き物が共に生き続けています。
まとめ
琵琶湖は観光スポットとしても人気が高く、自然のエネルギーを近くで感じられる場所。
また日本農業遺産にも登録され、世界でも称賛されている湖の1つです。
歴史を振り返ってみると、その古さに驚かされます。
また、大きな湖になるまでにはたくさんの出来事が重なっていて、1つでも欠けていれば、今の琵琶湖にはなっていなかったでしょう。
琵琶湖は奇跡の湖とも言われています。
改めて琵琶湖のことを知った上で、観光してみるのはいかがでしょうか。