チワワとプードルを掛け合わせて誕生したチワプー。
どちらも可愛く人気の高い犬種ですが、チワプーの成犬があまり可愛くないと話題になっているようです。
今回はチワプーの成犬がかわいくないといわれる理由と、チワワ寄りだと可愛いのかどうか、またチワプーとプーチーの違いについても詳しくご紹介します。
大人気のチワプーを飼いたいなと思っている方にも、ぜひ参考にしていただきたいと思います。
チワプーの成犬がかわいくないのはなぜ?
チワプーの両親はチワワとプードルなので、きっといいとこどりの可愛い赤ちゃんが誕生すると思いますよね。
そう、子犬の頃のチワプーはとても可愛いのです。
ただ、成長過程で顔つきが変わってしまう子が少なくないようなのです。
子犬の頃は大きな目がクリクリの天使のような姿なのですが、チワワ特有のブサイク期に突入し、そのまま成犬になってしまうようですね。
これはチワワを飼ったことがある人でないと知らないかもしれません。
飼い主さんのなかには、突然の変化にびっくりして動物病院を受診する人もいるのだとか。
それくらい見た目に大きな変化を迎えるのです。
通称ブサイク期と呼ばれる時期なのですが、それがチワプーの顔つきの変化にも大きく影響していると考えられます。
でもチワプーは両親が違う犬種なので、その子によってどんな影響が出るのかまったく異なります。
チワワ寄りの顔つきになる子もいれば、プードル寄りの子もいます。
ある意味ミックス犬には避けられない問題なので、今から飼おうかなと悩んでいる方は慎重に考えてみてくださいね。
そして急激に顔つきが変化して心配な場合は、病気の可能性も考えられます。
念のため診察を受けておきましょう。
チワプーはチワワ寄りだと可愛いの?
チワプーはチワワとプードルの掛け合わせなので、その子によってどちらかの親の遺伝子の影響が強く出ることがあります。
チワワ寄りのチワプーだと、大きな目と小さな鼻(マズル)が特徴的です。
プードル寄りのチワプーは耳が垂れていたり、巻き毛が特徴的です。
どちらが可愛いと感じるかは、好みの問題化もしれませんね。
でもこの子と添い遂げると決めて飼い始めた子なら、パパ・ママどちらの顔に似ても可愛いのには間違いないように思います。
犬の可愛さは顔つきだけではありません。
そのしぐさや性格、表情、声など可愛いところはたくさんあります。
そして可愛いのは子犬の時期だけに限りません。
チワプーを迎えると決めたなら、その子をありのまま愛してあげてほしいと思います。
チワプーとプーチーの違いは?
チワプーは、パパがチワワでママがプードルの両親から生まれた子のことをさします。
そしてプーチーは、パパがプードルでママがチワワの両親から生まれた子のことをさします。
どちらも同じ掛け合わせですが、血統がパパの遺伝子かママの遺伝子が強く影響するかは個体差があります。
このような異種の組み合わせは、自然界では珍しいですが実際にあることです。
オスのライオンとメスのトラ(タイガー)が交配したライガー、オスのトラとメスのライオンが交配したタイゴンなどがその一例です。
チワプーの性格や特徴は?
チワプーは、チワワとトイプードルのミックス犬で、その性格は両犬種の特徴を受け継いでいます。
チワワの愛情深く忠実な性格と警戒心、そしてトイプードルの社交的で落ち着いた性格を組み合わせた犬種で、陽気で賢く、遊び好きで人懐っこい子が多いと言われています。
特に、チワワの警戒心や神経質な性格は、トイプードルのフレンドリーで穏やかな性格で緩和され、他の犬とも仲良くできる傾向があります。
この組み合わせにより、チワプーは従順で初めて犬を飼う人にも飼いやすい性格の持ち主と言えるでしょう。
それぞれのチワプーがどの性格を強く受け継ぐかは個体差があるため、育ててみないとわからないのがミックス犬の魅力でもありますね。
チワプーの値段はいくらくらい?
通常、チワプーの価格は10万円~30万円程度が目安とされており、マルプー・チワマルといった他の小型ミックス犬と比較しても特別に高価または安価というわけではありません。
しかし、良い血統や特定の特徴を持つチワプーは100万円を超えることもあるようです。
また、顔つきが可愛い・健康状態が良い・生まれてすぐなどの場合は値段が高くなる傾向があります。
まとめ
チワプーはその名の通り、チワワとトイプードルの素晴らしい特徴を併せ持つ犬種です。
ただ顔つきや毛質は成長過程で変わることもあるので、そこは理解しておかなければいけませんね。
飼い始める前には、しっかりと準備を整え、その子の生涯をサポートする覚悟を持つことが大切です。