甘酸っぱくてさっぱりとしたキウイ。
せっかく食べようと思ったけど、まだ固くてガッカリ・・そんな経験、みなさん一度はありますよね。
キウイ特有の食感と風味を楽しむためには、適度な柔らかさと甘さが必要です。
今日は固いキウイを柔らかく、さらに甘くする秘密のテクニックをご紹介します!
キウイが固い時に柔らかくする方法とは?
キウイが固いときは、追熟が必要です。
キウイを追熟させる一番の方法は、冷やさずに常温で保管すること!
このやり方で、キウイは速やかに追熟します。
さらに早く追熟させたいときは、リンゴやバナナを同じ袋に入れて、室温で数日間置くと良いでしょう。
なぜかというと、これらの果物はエチレンガスを発生させるからです。
エチレンガスには、種の成長や果物の熟成を助ける性質があります。
このガスの影響で、キウイは柔らかくなります。
食べ頃になると少し柔らかくなるので、ときどき外から優しくさわって確かめてみてください。
キウイが追熟して適度な柔らかさになったら、冷蔵庫で冷やしてからおいしくいただきましょう。
このほかに、どうしても早く食べたい時の裏ワザとして、電子レンジで温める方法もあります。
電子レンジで加熱することで固いキウイも柔らかくなり、酸味がまろやかになります。
ただし、自然に追熟した時のように甘くなるかどうかはお約束できないのが難しいところです・・。
また、もしキウイが柔らかくなりすぎてしまったら、良く洗ったキウイを半分に切って、スプーンで取り出して食べるのもおいしいですよ。
キウイがいつまでも固いのはなぜ?
実はキウイは収穫されてからそのまま置いていても追熟しません。
収穫して出荷されるときに上記のエチレンガスを吹きかけ、その後出荷されています。
しかし、出荷されたキウイの中にはたまにエチレンガスの効果があまいものがあり、常温で追熟させようとしてもずっと固いままのものがあるようです。
熟していないキウイは固くて酸っぱく、また果汁も少ないので、追熟したキウイ本来のおいしさが感じられません。
そして熟していないキウイをずっと冷蔵庫に入れておくのも、固いままになる原因です。
キウイの状態や保存環境によりますが、2~5日くらい常温で追熟させると柔らかさが出てくるでしょう。
食べ頃の柔らかさになったら、冷蔵庫で冷やして食べてくださいね。
キウイは固いまま食べることができるの?
上記の通り、固いキウイをそのまま食べると、酸味が強く、ジューシーさもありません。
そんなときは、一口サイズに切ってからメープルシロップやはちみつ、ヨーグルトをかけて食べるのがおすすめです。
またバナナやリンゴなどと一緒にスムージーにしてもおいしいですよ。
甘くないままさっぱりしたキウイを味わいたい方は、パプリカたトマトと一緒にサラダにしてもいいですね。
これなら簡単に固いままのキウイをおいしく食べられるのではないでしょうか。
キウイをもっと甘くする方法は?キウイを切っておくと甘くなるは本当!
上記の通り、キウイは自然に追熟させるか、ほかの果物と一緒に保存してエチレンガスの効果を利用すると柔らかくなり、甘いキウイになります。
そしてそんなキウイをもっと甘くする方法が、切ってから一晩冷蔵庫で寝かせること!
キウイを洗ってから皮を剥き、一口サイズにカットしてお皿に並べればOK。
乾燥しないように上からラップをかけて、一晩冷蔵庫で冷やしてあげてください。
この方法なら、キウイを切った後に固さに気付いた時にも使えるので便利です。
ぜひ覚えておいてくださいね。
スーパーでキウイを選ぶ時のポイントは?
スーパーや八百屋さんでキウイを選ぶ時は、きれいな楕円形で、果実がふっくらとしていて重量感があるキウイを選びましょう。
しっかりと重さがあるものは、ジューシーなキウイであることの証拠です。
また明らかに柔らかすぎるものや、果皮に傷や変色があるものは避けましょう。
柔らかすぎるキウイは、果肉が非常に柔らかくなっているか、傷んでいる可能性もあります。
選ぶ時にチェックすることも大切ですが、キウイはとても傷みやすいフルーツなので優しくそっと触れてあげてくださいね。
まとめ
ビタミンが豊富で女性に嬉しい栄養素がいっぱい詰まったキウイ。
実は皮ごと食べるともっとキウイの栄養を効果的にいただくことができるんです。
キウイの皮って産毛があって気持ち悪い・・・
そんな方は産毛が短いゴールドキウイがおすすめです。
ぜひリンゴのように丸かじりして、キウイのうれしい効能をまるごといただきましょう。