「ビビッときて結婚しました。」と言うカップルがありますね。
いわゆる直感で結婚することです。
運命の人と直感で結婚出来たらいいな、と憧れている人もいるでしょう。
でも、この初対面で「この人と結婚する」という直感は当たるのでしょうか?
初対面でこの人と結婚するかもしれないと感じたらどうしたら良いのでしょうか。
直感が勘違いということがあるかという問題についても考えてみましょう。
この人結婚するかもという直感は当たる?
「最初から人には結婚相手が決まっていて、赤い糸で繋がれている」と言われます。
この赤い糸につながれている人に出会って、この人と結婚するかもしないと直感したという例はあります。
ある男性は、30歳になりそろそろ結婚して家庭を持ちたいと思っていました。
彼は、ある会合に出席したとき、自分の好みにピッタリの女性を見つけました。
彼は口下手なため彼女に話しかけることができませんでした。
そこで、彼は2人の共通の知り合いであった年配男性に頼んで、後日彼女に会うように計らってもらいました。
会ってみると自分の期待通りの良い人だったので交際をして間もなく結婚しました。
彼は「本当は私の一目ぼれでしたけれど、うまくやっていますよ。」と話しています。
直感ですぐに結婚に結びつかなかったものの、後日結婚することになったという例もあります。
ある女子大生は、知り合いの家に手伝いに行きました。
その家の息子さんが帰省中で、ちょうど東京に帰る時間になりました。
彼は玄関にいた彼女に「私の靴を取ってくれませんか。」と頼みました。
彼女はこの時漠然と「こういう仕事は奥さんがやることではないのかしら。」と思いつつ靴を揃えてあげました。
彼女はまだ20歳そこそこの学生、彼はすでに30歳近い社会人で、二人が結婚するなど考えることができないときに出会ったのでした。
ところが、その後女性が社会人になるとすぐに二人は結婚することになり、彼女の漠然とした予感は当たったのです。
彼女は奥さんとなり毎日ご主人の靴を揃えています。
初対面でこの人と結婚するかもしれないと感じたら?
先の例のように、直感的にあるいは間接的にこの人と結婚するかもしれないと感じることはありますね。
すぐに行動を起こす人もいますが、ずっと後に話が進むこともあります。
直感であれ、慎重な判断であれ、結婚を決めるのは大きな決断です。
お互いに全部を知り尽くしてから結婚しようと思ったら、いつまでたっても決められません。
初対面での直感を大事にしつつも、その人とうまくやっていけるのか、よく考えてから決めるのがいいですね。
この人と結婚するかもしれないという直感は勘違いの場合もある?
この人と結婚するかもしれないという直感が当たる場合もあります。
しかし、勘違いということもあることを承知しておきたいところです。
ある若い二人が一緒に映画を見に行きました。
愛の物語で、若い二人が困難を克服して結婚するというストーリーでした。
その映画を見た二人はとても感動して、お互いが映画の主人公になったような気分になって、「結婚しよう。」ということになりました。
本当にスピード結婚をして、しばらくは映画のカップルのように幸せな日々を送りました。
ところが、次第に意見の食い違いが起こり、けんかが絶えなくなると、あの時の感激は単に映画の主人公になり切っていたからだったのだと気が付きました。
まもなく二人が離婚したのも無理のない話です。
直感が当たることもありますが、そうではないこともあることを覚えておくべきですね。
直感で嫌いだという人と結婚しようと思う人はいないでしょう。
しかし、直感でこの人こそはと思っても、本当にこの人で大丈夫かと冷静な気持ちで慎重に見る目を持っている必要があります。
まとめ
初対面でこの人と結婚するという直感がはたらくことがあります。
上手くいく例もありますが、そうでないこともあります。
結婚しようという直感があるのは幸いですが、なお慎重にその人と一生上手くやっていけるか考えることも必要です。
より多くの人が幸せな結婚生活を送れることを期待したいところです。