サボテンは毎日水やりをする必要がありません。
また暑さにも強いイメージから育てやすいと思われがちですが、実はかなりデリケートな植物。
育て方を間違えると枯れてしまったり、柔らかくぶよぶよとしてしまう原因になります。
今回は
・サボテンがぶよぶよになる原因とは?
・ぶよぶよになったサボテンの復活方法は?
・水耕栽培のサボテンがぶよぶよになる原因は?
などについて詳しくご紹介していきます。
硬いサボテンがぶよぶよしている時はかなり危険な状態です。
根腐れ・虫・病気などが原因となり、栄養不足や成長不良を起こしています。
ぜひ最後まで読んで、サボテンの育成にご活用ください!
サボテンがぶよぶよになる原因は?
サボテンとは、暑さ寒さに強く太陽を好む植物。
基本的には日差しが当たる場所に置き、土が乾いたら水をあげ、適度な肥料や植え替えを行う必要があります。
見た目はもちろん触るとゴツゴツして硬いのが特徴なので、そんなサボテンがぶよぶよしている場合は異常事態だと考えましょう。
ぶよぶよと柔らかくなる原因は、主に根腐れ・害虫被害・病気です。
また水を与えすぎると根腐れを起こします。
根が腐ることで、水分や栄養を吸収することができなくなるので、根本から痛んでしまいます。
さらに菌が繁殖し、サボテンが病気になることもあります。
このほかに、カイガラムシやダニなどの害虫がつくと、サボテンの水分を吸汁してしまうために枯れやすくなり、その結果サボテンのぶよぶよした状態を引き起こすのです。
ぶよぶよになったサボテンの復活方法は?
サボテンがぶよぶよになっても諦めないでください!
復活させる方法をご紹介していきます。
まずは
・カッター (よく切れるもの)
・アルコール
・新聞紙
を用意します。
まず新聞紙を広げ、サボテンのぶよぶよした部分(根本)をアルコール消毒したカッターで切り落とします。
切った上部の断面を確認し、変色が残っている場合は綺麗な緑色になるまで切ってください。
その後、上部のサボテンは、風通しの良い場所に保管し断面をよく乾燥させます。
(断面に殺菌剤を塗るのも効果的です)
根っこの部分は、腐っていることが多いので可燃ごみに捨てましょう。
1ヶ月ほど乾燥させたら、綺麗な土をいれた鉢に断面を下にして植えていきます。
その断面から根っこが生えて、新しく成長していきますよ!
水耕栽培のサボテンがぶよぶよになる原因は?
水耕栽培とは、土ではなく水を使って育てる方法。
土は一切使用せず、栄養剤を溶かした水を根に吸わせることで育成が可能になります。
一般的には土に植えるサボテンが多いですが、
汚れない・虫がつかない・見た目も良いなどの理由から水耕栽培に移行する人も増えています。
しかし根っこを切っていないと、水耕栽培でもぶよぶよになる原因となるので注意が必要です。
土で育ったサボテンを水耕栽培する際は、根を1㎝だけ残して他は切ります。
すると水に適した根が新しく伸び、水耕でもちゃんと育つことができるようになります。
逆に水から土に移す場合も同様、根を切り乾燥させてから新しい土に植え替えましょう。
また水耕栽培では、水の入れすぎに注意してください。
まとめ
今回はサボテンがぶよぶよになる原因や対処法についてご紹介してきました。
ふっくらとしたシルエットに、チクチクと小さなトゲが生えているサボテン。
可愛らしい見た目と独特な存在感が人気の多肉植物ですね。
育てやすさからも人気の高いサボテンですが、方法を間違えると根腐れを起こしてしまいます。
場合によっては、手遅れになることも・・。
見た目や臭いに変化を感じたときは、早期に対応して復活させてあげましょう。