便利な電気ポットですが、ポットのお湯って何日もつかご存じでしょうか。
気付いたら何日も使っていたり、継ぎ足していたりしているかもしれませんね。
でも実は古くなったお湯はポット内に汚れを発生させる原因になることも!!
今回は
・ポットのお湯は何日もつ?
・ポットの水は継ぎ足して飲んでも大丈夫?
・ポットのお湯が臭いときの対処法は?
などについて解説していきます。
便利な家電も使い方を間違えると健康被害がでる他、故障の原因になることもあります。
お湯だから大丈夫だろうと安心することなく、衛生面をしっかり管理しながら使っていきましょう!
ポットのお湯は何日もつ?
お湯は熱いので、なんとなくずっともつイメージがあるかもしれません。
実はポットのお湯は、基本的には2~3日もつといわれています。
その理由を詳しく解説していきますね。
そもそもポットとはお水を沸騰させ、お湯になったものを長時間保温しておく電化製品です。
ポットと似ている製品に「電気ケトル」があります。
ケトルは保温機能をもたないものが多いので、一度沸かしたらその場で使いきらなくてはなりません。
しかし、電気ポットは沸騰と保温を繰り返します。
そのため殺菌できている状態となり、数日経ったお湯でも飲むことができるという仕組みです。
ただ基本的には、1日置きに水を取り替えるよう製造メーカーから推奨されているので、できるときに入れ換えを行い洗浄して、より安全に使っていきましょう。
ポットのお湯は継ぎ足して飲んでも大丈夫?
ポットのお湯を毎回飲みきるのって、結構大変ですよね。
ポットのお湯は、継ぎ足して飲んでも問題はありません。
継ぎ足したお水もポット内で沸騰しお湯に変わるので、沸騰させて殺菌できている状態だと飲むことができます。
ただずっと水を継ぎ足して飲むと、ポットの内側にカルキが溜まり、不衛生になります。
やはりポットで沸かしたお湯はできるだけその日のうちに飲み切り、ポットをきれいに洗浄してあげましょう。
ポットのお湯が臭いときの対処法は?
お茶を飲もうと思ったら「ポットのお湯が臭い・・」と思ったことはありませんか?
ポット内がどうなっているのかと心配になりますよね。
まず、ポットのお湯が臭うときの原因には、ポット内に雑菌が繁殖している・プラスチックの一部が溶けてしまっているなどが考えられます。
お水にはミネラルが含まれていますが、繰り返し使うことによりポット内部に水垢として蓄積され、それがエサとなり雑菌が繁殖しやすくなります。
またポットの熱によって、内部のプラスチックやパッキンの一部が溶けだしてしまうこともあります。
どちらにしても臭ったときは、ポットを分解して調べてみましょう。
ニオイを消す対処法としては、ポット内部の洗浄・パッキンの交換が必要です。
内部の洗浄には、クエン酸(水垢)や重曹(雑菌)がオススメです!
【洗浄のしかた】
・中に溜まっているお湯を捨てて、ポットに新しいお水とクエン酸をいれたら沸騰させ、3時間程度放置します。
その後お水で良くすすいでください。
・鍋に水と重曹・ポットのパーツを入れて火にかけます。
沸騰したら火を止めて3時間放置すれば、雑菌を除去することができます。
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また内部のプラスチックやパッキンが溶けていないか確認をし、必要であれば交換を行いましょう。
交換できない場合は、新しいものに買い換えを検討してください。
まとめ
寒い季節になると、ホットコーヒーやコーンスープなどの温かい飲み物が飲みたくなりませんか?
最近では、お湯をいれるだけで簡単に美味しいドリンクが作れるものあり、その手軽さから我が家にもストックしていますが・・
その都度お湯を沸かすのって面倒くさいですよね^^;
そんなとき便利なのが電気ポットです。
毎日使うものだからこそ汚れていたり、思っている以上に中は劣化が進んでいることがあります。
定期的に洗浄や点検を行い、安心安全に利用していきましょう。