真冬でも薄着でいる人っていますね。
「寒くないの?大丈夫?」なんて聞いても、「別に!」とか「全然!」と答える人もいます。
みんながダウンやコートを着込んでいるのに、半そで半ズボンの小学生がいるのを見かけることもあります。
一体こういう人たちはどうなっているのでしょうか?
ここでは、真冬でも薄着でいる人はなぜ平気なのか、また寒さに強い人の特徴を探り、薄着でも寒くない方法を考えてみましょう。
真冬でも薄着でいる人はなぜ平気なの?
以前ある人が「全身が顔だと思えば何でもない、真冬に半そで半ズボンでも大丈夫なのです。」と言うのを聞いたことがあります。
確かに、どんなに寒い日でも顔を覆って出歩く人はいません。
多分顔の皮膚は寒さにも強いようにできていると言えるのかもしれません。
それなら、全身を顔の皮膚のように鍛えれば、寒さなんか平気ということになります。
またミニスカートが流行していたころは、誰でもミニスカートをはいたものです。
それはオシャレをしたいという気持ちが先行して、寒いけれども流行に乗り遅れたら大変とばかりに、かなり無理をしていたというのが真相です。
両方の例を見ると、いずれも気合を入れて、無理をすれば、寒い日にも薄着は可能ということになります。
また小学校によっては、冬でも半ズボンで登校しなさいという規則があることころがあります。
子どもは風の子だから、半ズボンで元気に外遊びをして体を鍛えようということのようです。
確かに、そういう学校に行っている子供は自然に強くなるので、鍛え方によっては寒さに強くなることもあるでしょう。
寒さに強い人の特徴とは?
寒さに強い人は元気で活発な人が多いです。
ある男子高校では、夏には教室にもクーラーが入りますが、大柄でしかも元気で活発な生徒は暑がりが多く、すぐに設定温度を下げてしまうそうです。
痩せていておとなしい生徒は寒いと思っても反対できず、青白い顔で授業を受けていると先生が困っていました。
また欧米人は体格が良くで、寒さに強い傾向にあります。
冬でも自宅では半そでで過ごす人もいます。
外へ出るにもその上にジャケットを羽織るだけという人も多いです。
もともと日本に比べると一年中寒い国ならではとも言えますが、体が大きく活気があり寒さに強くできているとも言えます。
総合すると、次のような人が寒さに強い傾向にあります。
・筋肉質で発熱量が多い人
・基礎代謝が良く、体温も高い、皮下脂肪が厚い人
・体重が重くて体重あたりの皮膚の表面積が小さく体温が下がりにくい人
・寒い地方で育った人
・寒さ何て平気、オシャレのためなら寒さも我慢という気合がある人
私の親戚にもとても大きくて太っている人がいました。
彼は暑がりで、春先から半袖シャツを着ていましたが、胃の病気をして30㎏ほど痩せてしまいました。
するとすっかり寒がりになり、厚着をするようになりました。
やはり体重が少ないと寒さには弱くなるのですね。
お相撲さんが冬でも裸でいられるのは、あの大きな体があるからなのです。
薄着でも寒くない方法とは?
薄着でも寒くないと思えるなら嬉しいですね。
それには次のような方法があります。
体を鍛える
体を鍛えて、筋肉を増やすことは発熱量を増やして、寒さに強くなります。
エネルギーのあるものを食べる
熱を作り出すには粗食ではだめですね。
特に赤身の肉や魚をたくさん摂るのは効果的です。
薄くて保温性のあるものを着る
半袖半ズボンは無理でも、ぼてぼての厚着は嫌ですよね。
最近流行のヒートテックは、生地自体は薄くても保温力があり、着ていてもスマートなので寒がりな人には最適です。
首、手首、足首を温かくする
体全体でなくても、首、手首、足首などの要所を暖かくすると寒さに耐えられやすくなります。
マフラー、リストウオーマー、レッグウォーマーなどを活用するのは良い方法です。
体を鍛え、衣類を上手に着ることである程度の寒さは防げます。
ただし、あまり頑張り過ぎて体を壊さないように気を付けましょう。
まとめ
真冬でも薄着の人はいます。
寒さに対抗するために、体を鍛える、気合を入れる、我慢をしている人もいます
寒さに強い人は、体が大きく、代謝が良く、筋肉質な人、また寒いところで育った人が多いです。
寒さに強くなるには体を鍛える、良質の肉や魚を食べる、上手に着るなどの方法があります。
食事、運動、着方などを工夫して、寒い季節を乗り切りたいものですね。