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新紙幣がダサいしデザインに違和感があるのはなぜ?デザイナーは誰?

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いよいよ今年、2024年7月3日に
私たちが使う紙幣が
新紙幣に発行されることが決まりました。

紙幣のデザインが一新するのは20年ぶりで、
いつ自分の手元にやって来るのか考えると
ワクワクしますね。

ただ、
「新紙幣がダサい」
「デザインがひどい」
などとも言われているんです。

今回は、
なぜ新紙幣がダサいと言われているのか原因を探ると共に
デザイナーは誰なのか?
海外と比べるとどんな違いがあるのか?
なども探っていきたいと思います。

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新紙幣がダサいデザインに違和感があるのはなぜ?

新紙幣は、
10,000円札に「日本近代社会の創造者」と言われる
渋沢栄一(しぶさわ えいいち)、

5,000円札に「女子英学塾」(現在の津田塾大学)の創設者である
津田梅子(つだ うめこ)、

1,000円札に「近代日本医学の父」と言われる微生物学者の
北里柴三郎(きたざと しばさぶろう)
の肖像がデザインされることが決まっています。

ですが、X(旧Twitter)を調べてみると

「新紙幣がダサい。こんなの使いたくない。これはきっとキャッシュレスにさせる為の策略だ。」
参考URL:https://twitter.com/uramai01/status/1433008023983689731

「マジか!!!ついに、あのダサいデザインの新紙幣か!
改めて見ても、ダサい!」
参考URL:https://twitter.com/After_story/status/1588452598621048832

などと、新紙幣への評判はイマイチなのです。

なぜ、「新紙幣がダサい」など
評判がイマイチなのか原因を探ってみると
1番は、
「表面の数字のフォントの大きさやデザイン」なんです。

新紙幣の表面の数字のフォントを今の紙幣と比べると
・大きい
・漢数字がアラビア数字に
・でこぼこの少ないゴシック体
と、まるでおもちゃのお金のようで「ダサい」と言われています。

ですが、
評判がイマイチな新紙幣は、
あえて数字を大きくしたりフォントを変えて
・子ども
・高齢者
・外国人
・弱視の人
でも分かりやすい「ユニバーサルデザイン」を採用しているのです。

ユニバーサルデザインとは、
・年齢
・性別
・文化
・障害の有無
ではなく、誰にでも分かりやすく使いやすい設計のことを言います。

身近な物で言うと、
・手がふさがっていても開け閉めできる「自動ドア」
・デコボコを触るだけで判別できる「シャンプーボトル」
・幅が広くてベビーカーや車いすでも通りやすい「改札口」
などがあります。

実際に、弱視の人が新紙幣を見た感想は、
「お札の区別がしやすい」
「数字が大きくて見やすい」
と好評なのです。

さらに、
新紙幣は偽造防止対策として、

・「世界初3Dホログラム」採用で傾けると肖像の向きが立体的に見える
・紙の厚みを微細に変えた透かし模様
・紫外線をあてるとインキが発行する
などの工夫も凝らされていて、
パソコンなどによる偽造を困難にしています。

新紙幣のデザイナーは誰?

結論から言うと
新紙幣には特定のデザイナーはいないんです。

紙幣のデザインは、
・通貨行政担当の「財務省」
・紙幣などお金の発行元である「日本銀行」
・製造元である「国立印刷局」
の3者で協議して決定されます。

そして、紙幣のデザインは、
切手や証券・政府刊行物などの
公的な印刷を行う「国立印刷局」に在籍している
「工芸官」という国家公務員が肖像画を描いて彫っています。

工芸官という仕事は、
より技術を磨くために
様々な人の肖像を描いて彫り続けています。

新紙幣の案ができてからも
描いて彫って完成するまでに
なんと2年半かかると言われています。

その後も民間の機械で新紙幣が通るかなどのチェックに
さらに2年半かかると言われています。

今回の新紙幣にも10人の工芸官が携わっていますが、
繊細な作業や地道な努力を思うと
簡単に「ダサい」など言ってはいけませんね。

新紙幣が外国っぽいといわれるのはなぜ?海外の紙幣と比較すると?

X(旧Twitter)でも色々と投稿があるように
新紙幣は、中国の紙幣「人民元」と似ています。

肖像画となっている毛沢東と渋沢栄一の髪型や
肖像画の横の大きな数字など
構成が似ていることが分かりますね。

また、日本人には家電や衣料品など、
中国から取り寄せた物は安かったり壊れやすい印象があることも
「新紙幣がダサい」と言われる背景にあるんです。

他の国の紙幣と比較してみると

●アメリカ紙幣の「ドル」

日本と同じ英数字が使われている「ドル」ですが、
英字で書かれているからかすごくカッコいい印象を受けます。

●ヨーロッパ紙幣の「ユーロ」

数字が大きな「ユーロ」は、
日本の新紙幣と似た印象を受けます。

でも、カラフルな配色とシンプルなデザインで
「ダサい」という印象は受けませんね。

まとめ

いよいよ今年、
2024年の7月3日から発行される新紙幣。
「ダサい」
「デザインがひどい」
などイマイチの意見もありますが、
子どもから高齢者、外国人や弱視の人にも分かりやすい
「ユニバーサルデザイン」となっています。

新しい変化に人は拒絶反応を起こすことは多いですが、
「世界初3Dホログラム」など、
最新技術が施されている新紙幣です。

実際にどんなものか、
手に取る日が待ち遠しいですね。

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