こちら側は何もしていないのに唐突にディスられると、気持ちが落ち込んだり、イライラして大きなストレスをため込んだりしてしまうことも。
長い人生を肩の力を抜いて、楽しく生きていくためには、ディスられた時の対処法について知っておくことが大切です。
今回は、ディスられた時の返し方や、冷静に嫌味を交わす対処法について紹介します。
人からディスられた時の上手な返し方とは?
残念ながら、ディスる行動が習慣化してしまっている人もいます。
相手の発言でイラっとしたり、ストレスをためて悩んだりしないためには、上手な返し方を知っていくことが大切です。
ここからは、人からディスられた時の上手な返し方を紹介します。
ディスりがなかったかのように話を進める
ディスりでイライラしない方法の一つは、ディスられたことを無視して話をすすめることです。
ディスる人の中には、相手を言いくるめたり、反応を見て楽しんだりするためだけに馬鹿にしてくることもあります。
「ああ、そうなんですか」と、まるでディスりがなかったかのように返すと、相手は拍子抜けして「反応が面白くないから、ディスるのやめよ」「むなしいや」と思わせることに繋がります。
「そういう意見もあるんですね」と返す
「そういう意見もあるんですね」と、あたかも相手があたかも的外れなことを言ったような雰囲気にもっていくのも返し方のテクニックです。
相手の意見を尊重するという態度を見せつつも、「でも自分の考えとは違うな」ということをアピールしたい時に使うことができます。
ディスられて「そういう意見もあるんですね」と返した後に、さらっと別の話題に移すのも、クールなやり過ごし方です。
「詳しく教えてもらえませんか?」と質問する
「なんでそんなに下手くそなの」「そんなこともわからないなんて馬鹿なの?」と能力に関してディスられた場合は、
「実はあまり詳しくないので、教えてもらえませんか」というのも一つの方法です。
ディスりの背景には、劣等感や嫉妬心などが絡んでいることもあるので、嫌味をいってくる人をあえて立ててみるのも有効な返し方です。
場合によっては自分の成長に繋がるような意見をもらえることもありますし、実は相手自身があまり詳しくなく、ボロを出すこともあるでしょう。
そもそもなぜ人をディスってくるの?
ディスられた時に上手に対処するためには、そのような行為をする際に、相手がどのような心理状態であるのかを知る必要があります。
他人をディスる人はどのような理由でディスるのか、その心理について紹介します。
優位に立ちたい
ディスる人の心理の一つに、プライドが高く、常に相手よりも優位な状態でいたいというものがあります。
相手の欠点やちょっとした失敗などを見つけ、ディスることで自分の方が優位だということをアピールしたいのです。
本当に自信があれば、わざわざディスったり、マウントをとったりして相手を見下す必要はありません。
このタイプは、実は自分に自信がないために、ディスるという行為をしている可能性が高いでしょう。
ストレス発散のため
ディスる人の心理でよくあるのが、たまったストレスを他人にぶつけることで発散するケースです。
このタイプは、相手を馬鹿にしたり、厳しい言葉を連発して相手をやり込めたりすることで、自分の中に抱えているストレスを発散しようとします。
ストレスがピークに達すると、心の余裕もなくなって他人の気持ちを思いやることができなくなってしまうことがあります。
悪口をたくさん言ってくる人は、貯めてしまったイライラをぶつけるためにディスってくるのかもしれません。
かまってほしい
相手をしてほしい、自分にもっと注目してほしいという心理から、人をディスってくるケースもあります。
このタイプは、「目立ちたい」「認められたい」という欲求を持っており、見てもらえない嫉妬や苛立ちから、相手をからかう行動に走ってしまうことも。
相手をディスることで、「何なの、この人」「なんでそんなこと言うの」と相手の注意を向けさせることができます。
ディスってでも相手にしてもらうことで、寂しい気持ちを埋めたり、誰かと繋がっているという安心感を感じたりしたいのかもしれません。
ディスる人との上手な付き合い方とは?
他人のことを馬鹿にしたり、ケチばかりつけたりする人。
そういう人が周りにいて、ストレスがたまってしょうがないというのであれば、付き合い方を見直してみることが大切です。
心穏やかに過ごすためにも、ディスる人との付き合い方を紹介します。
程よい距離感を保つ
ディスる人は、とげとげしい言葉を、時折投げかけてきます。
近づけば近づくほど、エッジのきいた一言で傷つけられてしまう可能性があるでしょう。
ディスる人とは、程よい距離感を保つことで、ストレスをためずにすむことがあります。
徹底的に無視する
人が人をディスるのは、ストレス解消だったり、自分に注目してほしいだけだったりということも多いです。
もし、こちら側になんの非がないにもかかわらず、執拗にディスってくるならば、ガン無視を決めるのも一つの方法です。
優位に立ちたいと思っている人にとって、ガン無視されるのは精神的にダメージが強いことです。
徹底的に無視をすることにより、こんなことをしても意味がない、ディスるなんてむなしいと思わせるきっかけになるでしょう。
やり取りを楽しむ
ディスってばかりいる人を、「この人こういう人だから」と割り切ってしまえば、過度に心にダメージを受けることもありません。
接するうちに相手のいい部分が見えてくるかもしれませんし、上手な返し方を使いながらやり取りを楽しんでみるのもいいでしょう
ストレスがたまってヤバイという時は、接し方を変えて程よい距離感を保つようにしてみましょう。
まとめ
ディスられて辛い時は、相手の心理を考えてみましょう。
ストレス発散のためや、相手を言いくるめて自分の方が優れていると思わせたい、そのような理由でディスってくる人とは、まともに付き合う必要はありません。
誰からも相手にされないから、ディスってばかりいるかわいそうな人だと思えば、腹が立つ気持ちもおさまっていきます。
ディスられても平気という心持ちであれば、どんな時でも冷静に対応することができます。
相手の心理を読み解きながら、自分なりのやり方で対処していってください。