もうすぐ新しい紙幣が発行されるということで話題になっていますが、まれにお釣りなどで旧札をもらうことがありますよね。
特に多いのが旧千円札。ここで気になるのは、旧千円札がどこで使えるのかということです。
コンビニやレジ、券売機、自動販売機で使えるのでしょうか?
また両替したい時は、どこですれば良いのでしょうか?
今回は、旧千円札の使える場所について詳しく調べてみました。
旧千円札はコンビニで使える?セルフレジはOK?
旧千円札は、現在でもちゃんと使用することができます!
コンビニやスーパーマーケットのセルフレジでも使用可能です。
私も実際に、スーパーでの買い物で旧千円札を使用したことがありますよ。
多くのコンビニやスーパーマーケットでは、現在でも旧千円札を引き続き利用することが可能です。
また駅の券売機では使用できますが、自動販売機など最新の機械の場合は使用できないかもしれません。
また、少し前にSNSで、「レジで旧千円札を出したら偽物だと疑われた」という投稿が話題になっていたのをご存じでしょうか?
今日レジで若い子に偽札じゃないですか通報しますよっていわれました。 pic.twitter.com/hRm9yKhziI
— ﹙ᯅ̈﹚<りっがぢゃん (@tatinatu_rikka) May 17, 2023
夏目漱石の千円札は、1984年から2007年まで発行されていた紙幣で、レジを担当していた大学生さんが知らなかったということなのです。
すでに発行停止から15年以上たち、2024年から新紙幣も発行予定のため、今後は徐々に目にする機会もなくなっていくでしょう。
旧千円札はどこで両替できる?
旧千円札の一番確実な両替方法は、銀行または郵便局の窓口に持ち込むことです。
現在の日本円紙幣の法定通貨としての価値は変わらないため、新札や現在の千円札に両替可能です。
また、ATMでの預け入れも可能なので、一度ATMで預け入れしてから引き出すという方法もあります。
ただ、旧札で古くなって損傷している場合や、機械で読み込めない場合は鑑定扱いとなります。
古い紙幣の鑑定は、日本銀行でしか行うことができません。
そのため、一度銀行や郵便局に預けて鑑定を受けることとなり、鑑定の結果、自分の口座に入金されるという流れになります。
また旧千円札は、現在の千円札と同様に大型商業施設や旅行者向けの両替サービスを提供する場所でも受け付けています。
ただし、一部の最新の両替機では旧千円札の使用ができない場合もあるので、注意が必要です。
旧札っていつまで使えるの?
現在では発行されていない旧札(旧紙幣)には、使用期限がありません。
また旧札だからといって、支払いなどに使用してはいけないという決まりもありません。
支払い時に旧札を出されても、お店側は拒否できないようです。
明治18年に発行された一円札も、現在でも使用できるようです!
ただ、あまりに古いお札などで機械が紙幣を読み取らないと、お店側に対応に困り、迷惑になってしまうことがあるかもしれません・・。
夏目漱石や伊藤博文の旧千円札の価値とは?
夏目漱石や伊藤博文が描かれた千円札は、今ではほとんど見かけることがありません。
そのため希少価値がありそうですよね。
あまり見かけないお札でも、額面の金額は現在も変わりません。
旧千円札は千円として使えますし、500円札は500円として使用できます。
ただし、一部の旧札にはプレミアの価値がつくものもあるようです。
例えば、紙幣に書かれている番号がゾロ目や1番である、印刷ミスがある、端っこに裁断ミスがある耳付きと呼ばれる紙幣は、美品であれば高額で取引されることもあるようです。
まとめ
お釣りなどで普段見慣れない旧札が出てくるとびっくりしますよね。
私も以前、駅の券売機で旧札の千円札が出てきてびっくりしたことがあります。
何年かに一度くらいの頻度でしか遭遇できませんが、新紙幣の発行により旧紙幣がなくなっていくのは少し寂しい感じもします。
もし旧札を手にして「使えるの?」と不安に思った方は、きちんと使えるので安心してくださいね。