今までに「爪が伸びるのが早くなってきた」と
気になったことはありませんか？
実は、爪が伸びる早さには
老化などの「年齢」が関係しているんです。
「年齢」以外にも
「栄養」や「男女差」「季節」などの原因も
爪と深い関わりがあるんです。
今回は、
「老化が爪の成長を早めているのか？」という疑問をはじめ、
「爪が伸びるのが早くなる原因」
などをお伝えしていきたいと思います。
爪が伸びるのが早いのは老化が原因は嘘？本当？
結論から先にお話しすると、
老化が原因で爪が早く伸びることはありません。
爪が伸びる早さは、
「1日で0.1mm」
が平均的です。
ですが、爪が伸びる早さには人それぞれ違いがあって、
・遅い人は1日に0.07mm
・早い人は1日に1.2mm
爪が伸びると言われています。
人によって爪が伸びる早さが違う原因には、
・代謝
・栄養
・睡眠
が深く関わっているんです。
代謝
代謝とは、
「食べ物から栄養を補って、
栄養からエネルギーを生み出して、
活動して、老廃物を排出すること」を言います。
基本的に代謝は、「若い人」の方が良いため、
爪も代謝が良い若い人の方が伸びるのが早いことが明らかになっています。
つまり、「老化」が原因で
爪が伸びるのが早くなるという噂は
「嘘」なのです。
爪は皮膚の一部で、
指先や足先にしっかり力を入れられる役割をもっています。
皮膚の一部であるということは、
皮膚と同じように爪も
「ターンオーバー」＝「生まれ変わり」をしているということです。
手の爪のターンオーバーは、
平均で「約6ヶ月」。
体の代謝が良いということは、
爪に十分な栄養が早く行き届き、
ターンオーバーが早いということ。
その結果、爪が伸びるスピードが早くなるのです。
反対に、
体の代謝が悪いということは、
爪に十分な栄養がなかなか行き届かず、
ターンオーバーが遅くなるということ。
その結果、爪が伸びるスピードが遅くなるのです。
ターンオーバーは、年齢とともに遅くなるのが一般的。
つまり、老化と共に爪の伸びるスピードが遅くなることは
ごく自然なことなのです。
そう言えば、
「若い頃に比べて一つのネイルを楽しめる期間が伸びているな」
と、私も最近感じていました。
「お得！」
とか思ってましたが、
実は「老化」で爪が伸びる早さが遅くなっていたのです…。
ちょっと悲しい現実を知りました…。
栄養
「爪」は、「ケラチン」というたんぱく質で作られています。
なので、
食べ物からたんぱく質をしっかり摂取することも
爪の栄養が行き届き、伸びるスピードが早くなります。
睡眠
爪の健康に「睡眠」も深く関係しています。
まず、1日6時間～7時間の「睡眠時間」、
そして、ぐっすり眠れてスッキリ起きられる「睡眠の質」
この両者が整うことで、
全身が健康になり、
爪も早く伸びるのです。
爪が伸びる早さは、
・代謝
・栄養
・睡眠
が深く関わっているとお伝えしました。
ですが、もちろん歳を重ねた人でも
「代謝」「栄養」「睡眠」が良い生活を送っていると
爪が伸びる早さが早い人もいます。
一度、爪の伸びる早さをチェックして
体が「老化」していないか探ってみてはいかがでしょうか。
爪が伸びるのが早いのは何歳頃？
爪が伸びる早さは、「代謝」が深く関わっています。
つまり、
代謝が良い若い人ほど爪が伸びるのが早いと言えます。
一般的に人の代謝は、
・男性が18歳
・女性が15歳
がピークです。
なので、10代後半から20歳前後の代謝が良い、
若い時期が、爪は伸びるのが早くなります。
ちなみに爪が伸びる早さは、
「1日に0.1mm」が平均的ですが、
歳を重ねて代謝が悪くなっている高齢者や
体の機能が未熟な乳幼児の爪が伸びる早さは、
「1日に0.07mm」なんですよ。
爪が伸びるのが早くなる原因は？
爪が伸びるのが早くなるのは、
お伝えしているように
・代謝
・栄養
・睡眠
が深く関わっています。
実は、他にも爪が伸びる早さを
左右している原因があるのです。
それが、
1.足の爪よりも手の爪の方が伸びるのが早い
2.女性よりも男性の方が爪が伸びるのが早い
3.季節と気温
の3つです。
足の爪よりも手の爪の方が伸びるのが早い
日頃の生活で、
足の爪よりも刺激を受けることが多いのが「手の爪」。
そんな様々な刺激から指を守ろうと脳が反応することで、
足よりも手の方が早く爪が伸びるのです。
女性よりも男性の方が爪が伸びるのが早い
一般的に筋肉量が女性より男性の方が多いとされています。
筋肉が多いと血行が多くなり、
爪の先にまでしっかり栄養が届くようになります。
なので、男性は女性よりも爪が伸びるのが早い人が多いんです。
季節と気温
私たちが住む日本には、
春・夏・秋・冬の四季がありますよね。
四季の中でも
気温が温かい「春」や「夏」の季節は、
体の血行が良くなることで、
爪が伸びるのも早くなります。
反対に気温が寒い「冬」の季節は、
体の血行が悪くなることで、
爪が伸びる早さがゆっくりになるんですよ。
爪の伸びる早さが季節と気温とも関わっていたなんて
驚きです。
まとめ
爪が伸びるのが早さは、
・代謝
・栄養
・睡眠
が深く関わっていることが分かりました。
つまり、代謝が良い若い時期の方が
爪が伸びる早さが早いというわけです。
「老化で爪が伸びるのが早くなる」という噂は嘘なのです。
ただ、爪が早く伸びることは、
体の代謝や栄養が行き届いているということなので、
「健康」である証。
「近頃、爪が伸びるのが遅くなってきたな。」
と、感じている人は、
もしかすると体の代謝が悪くなってきているサインかもしれませんよ。
