どのご家庭にも用意のあるケチャップ。
ほどよい酸味と甘味が特徴で、子供向けレシピはもちろん、様々な料理に使われている調味料です。
でも「少し酸味が強くて食べづらい・・もう少し甘味がほしい・・」と、トマトならではの酸味が苦手な方もいるのではないでしょうか。
特に小さいお子さんは酸味が強くて食べてくれないなんてことも・・
今回は
・ケチャップの酸味を消す方法は?
・ケチャップの酸味を消すのに加熱する時間はどれくらい?
・電子レンジでケチャップの酸味を消すことはできる?
・砂糖を入れてケチャップの酸味を消すことはできる?
など、ケチャップのもつ酸味について詳しくご紹介していきます。
ケチャップの酸味を消す方法は?
そもそもケチャップには、トマトだけではなく酢が含まれているのはご存じでしょうか。
そのため人によっては酸味を強く感じることがあります。
そんなケチャップは【加熱をする・砂糖をいれる】などの方法で、上手に酸味を消すことができるんです!
お酢には酢酸(さくさん)という成分が含まれていて、この酢酸は熱に弱く、揮発性(きはつせい)が高い特徴があります。
加熱をすることで、酸味のもととなる酢酸を蒸発させれば、まろやかなケチャップに仕上げることができるのです。
逆に加熱をしない調理をすれば酸味を残すこともできるので、メニューやお好みで調整してみましょう。
ケチャップの酸味を消すのに加熱する時間はどれくらい?
では、どのくらいの時間加熱をすれば酸味は消えるのでしょうか。
先ほどもお伝えしたように、酸っぱいもととなる酢酸は揮発性が高いので、わりと簡単に蒸発します。
そのため長時間加熱をする必要はありませんが、ケチャップが軽くグツグツする状態を目安に温めましょう。
フライパンであれば中火で1分~2分程度の加熱になります。
時間をかけすぎると水分も減りドロドロとする他、風味も落ちるので、加熱のしすぎには注意してください。
電子レンジでケチャップの酸味を消すことはできる?
様々な調理法がありますが、その中で最も簡単なのが電子レンジでの加熱です。
簡単に酸味を消すことができます。
その方法は、必要な分のケチャップを耐熱容器にいれたらラップをして、1分~2分程度温めるだけ。少しとろみがつけば完成です!
量によっては、10秒ずつ追加で加熱をしてください。
電子レンジを利用する場合は、温まったケチャップが飛び散らないよう、必ずラップをすること・一度に温めすぎないことに気を付けて行いましょう。
砂糖を入れてケチャップの酸味を消すことはできる?
ケチャップの酸味を飛ばす方法は加熱だけでなく、砂糖を入れることで消すこともできます。
こちらも使う量やお好みによって必要な分の砂糖を入れます。
目安としては、ケチャップ大さじ1に対して、砂糖ひとつまみ程度です。
その都度味見をして調節しましょう。
また砂糖以外に、ハチミツ・ジャム・みりんなどで代用することもできます。
料理のテイストに合わせて、必要なものを選んでみてください。
この砂糖を入れる方法は、加熱するよりも簡単に酸味を消すことができるので、時間がないときにもオススメです!
まとめ
今回はケチャップの酸味について詳しくご紹介してきました。
酸味が消せたら美味しく食べれるのに・・と悩む方に朗報です!
ケチャップ独特の酸っぱさが気になる場合でも、意外と簡単に消すことができるので覚えておくと便利です。
またナポリタンなど加熱時間が短いメニューでも、あらかじめ酸味を飛ばしておけば美味しく食べることができます。
ぜひお試しください。