朝食に欠かせない味噌汁ですが、毎日のように飲んでいる方も多いのではないでしょうか?
私もほぼ毎朝飲んでいるのですが、朝の味噌汁は危険と聞いてショックを受けています。
そこで今回は、朝の味噌汁がなぜ危険なのか、その理由や体への影響について詳しく調べました。
毎朝味噌汁を飲むのはダメ?
味噌汁が体に悪いといわれる一番の理由としては、塩分の摂り過ぎになるからという点でしょう。
ただ、あまり濃い味噌汁にしなければ、味噌汁を毎朝飲むことは悪いことではありません。
「朝の味噌汁が危険」といわれる理由ですが、朝の空腹状態で味噌汁を飲むと塩分の吸収率が上がるからでしょうか?
たしかに、味噌自体には塩分が多く使われています。
これは地方によっても異なりますが、味噌の塩分濃度は5%から20%ほど。
国内で販売されている味噌は、10%から12%のものが多いようです。
味噌汁を作る時に味噌をたくさん入れると、そのぶん塩分の摂取量も多くなります。
ただ、過剰に摂取しなければ、味噌は体にとても良い食品です。
味噌汁1杯に含まれる塩分は1.2~1.5g程度とそれほど多くなく、飲むことのメリットもたくさんあります。
麹、大豆、塩から作られる味噌には色々な種類がありますが、がんや生活習慣病のリスクを軽減し、老化防止が期待できるという研究結果も出ています。
発酵食品なので、便秘解消や美白効果も期待できますね。
また、味噌に含まれる塩分は、同じ量の食塩を摂取した時と比較すると、30%の減塩効果があるともいわれています。
味噌汁の具材に野菜や卵などを加えれば、栄養面もアップして一石二鳥。
忙し人ほど味噌汁がおすすめ、といわれるのも納得できますね。
味噌汁の塩分ってどのくらい?
上記の通り、味噌汁1杯に含まれる塩分は1.2~1.5g程度とそれほど多くありません。
1日の塩分摂取量は男性8.0g未満、女性7.0g未満がよいとされています。
1回の食事で1杯の味噌汁を飲むのであれば、そこまで塩分量を心配しなくてもよいでしょう。
コーンスープに含まれる塩分量は1杯約2.6g、コンソメスープが1杯約2.6gほど。
ほかのスープと比較しても、味噌汁の方が塩分量が少なく、具材にもよりますが、栄養価も高いでしょう。
ただし、高血圧や心臓病などの持病がある方は要注意。摂り過ぎは避けましょう。
味噌汁の塩分を減らすには?
味噌汁は体に良い食べ物ですが、作る時に味噌を多く使えば、塩分の摂り過ぎになって体にも悪影響をおよぼします。
味噌汁の塩分量を減らすには、味噌の使う量を減らすこと。
そのためには、お出汁(だし)の風味やうまみを効かせることが大切です。
風味やうまみをしっかりと感じられると、塩分の量が少なくても満足感を得ることができます。
また味噌汁に使う具材を増やすと、食べ応えと栄養価が両方アップするのでおすすめですよ。
使う味噌も、赤みそよりも白みそなど甘めのみその方が塩分量が少なくなっています。
味噌汁って何日持つの?
毎日飲んでも飽きない味噌汁ですが、作りすぎて余ってしまうこともよくありますよね。
味噌汁の賞味期限はどのくらいなのでしょうか?
味噌汁を保存するのときは、基本的に冷蔵庫に入れます。
冷蔵庫で保存した場合は、3~4日は日持ちします。
もし常温で保存した場合、冬場では1日ほど日持ちしますが、夏場は半日ももちません。
加熱しているとはいえ、雑菌が増えてしまうので、常温保存の場合は早めに飲み切りましょう。
とくに、見た目にドロドロしている、酸っぱいにおいがするなどの場合は、食中毒になるおそれがあります。
このような状態になってしまったら、絶対に食べないでくださいね。
まとめ
食卓に味噌汁があるとホッとしますよね。
ただほかのスープや、カレー、シチュー、麺類などを食べた日は塩分の摂取量が多くなってしまうので、味噌汁を飲むのは避けた方が良いかもしれません。
といいつつポテトチップスがやめられないのは私です・・
何事もほどほどにしておけないといけませんね。