物価の優等生ともいわれる卵。
ゆで卵は、美味しいうえに栄養価が高く、手軽に食べられるため、食卓に上ることも多いですよね。
でもゆで卵は体に悪い！とか、食べ過ぎて死亡したという噂もありますが、本当なのでしょうか？
今回は、ゆで卵は本当に体に悪いのか、何個までなら安心して食べられるのかについてもまとめています。
ゆで卵は体に悪いって本当？
卵には、たんぱく質やビタミンD、ビタミンB12、鉄、亜鉛など、さまざまな栄養素が含まれています。
これらの栄養素は、骨や筋肉の形成や修復、免疫力の向上に役立つので、体によい食品といえますね。
毎日卵を1個食べると、心血管疾患のリスクが低下するともいわれているようです。
卵を茹でたゆで卵も、体に良い食品とされています。
しかし、卵にはコレステロールが含まれているため、血中コレステロール値を上げる可能性があります。
個人の食事パターンや脂質の摂取量、そして運動量などにもよりますが、血中コレステロール値が上昇すると動脈硬化のリスクが高まるといわれています。
ゆで卵を食べ過ぎると体に悪いの？
適度にゆで卵を食べることは健康にも良いですが、食べ過ぎると体に悪い影響を与える可能性もあります。
上記のように、ゆで卵を食べ過ぎると、コレステロール値が上昇し、動脈硬化のリスクが高まる可能性があるからですね。
また、過剰なたんぱく質摂取により、肝臓や腎臓への負担が増えることも考えられます。
どのような食品に関しても言えることですが、体に良いからといって同じ食品ばかりを食べると、栄養が偏り、かえって健康を損ねることもあります。
やはり、健康には栄養バランスの良い食事が大切ですね。
ゆで卵4個は食べ過ぎ？
健康な成人であり、通常の食事であれば、毎日4個のゆで卵を摂取しても問題はないでしょう。
ただしLサイズの卵1個にはコレステロールが約300mg含まれるので、4個食べると約1200mgのコレステロールを摂取することになります。
最近では、食品からのコレステロールの摂取が血中コレステロールに与える影響は個人によって異なることがわかっています。
しかし、糖尿病や肥満などの生活習慣病を持つ方や、中性脂肪の値が高くなっている方はコレステロールの摂取量には注意が必要です。
またゆで卵以外にも、食事中からの糖質・脂質の摂取量は総合的にみて判断しましょう。
ゆで卵を食べ過ぎて死亡した人はいる？
ゆで卵を食べ過ぎて死亡するという報告はほとんどありません。
ただし、個人差や体調によっては、過剰なゆで卵の摂取が健康に悪影響を与えることがあるため、適量を守ることが重要です。
もし体調に異変を感じた場合は、早めに医師の診断を受けるようにしましょう。
まとめ
美味しくて健康に良いゆで卵。
みなさんはどんな食べ方がすきですか？
私は卵サラダにしたり、サンドイッチにするのが大好きです。
でも年齢的にもコレステロール値が気になるので、食べ過ぎには注意したいと思います。
ぜひ参考にしてくださいね。
