風邪を引いているとき、食事には気を使いますよね。
風邪のときにうどんはよくないという噂は本当なのでしょうか?
また、冷たいうどんや卵や肉入りうどん、インスタントのカップうどんは食べてもよいのでしょうか?
風邪をひいてるときにうどんはよくないはウソ
結論からお話しすると、風邪をひいているときにうどんはよくないというのは本当ではありません。
うどんは風邪にかかったときにおすすめの食べ物の一つです。
炭水化物が主成分であるうどんは消化が早く、胃に負担をかけずにエネルギー補給ができるので、体調の悪いときに食べるのに最適です。
また温かいうどんは身体を温め、血流が良くなるので、免疫細胞が活性化し、風邪の治りを早くする効果もあります。
ではなぜ風邪をひいたときにうどんを食べるのはよくないといわれるのでしょうか?
そのわけは、
・うどんは栄養素が少ない
・冷たいうどんは身体を冷やす
という2つの理由にあります。
うどんは主に炭水化物から成り立っており、栄養価が低いとされています。
風邪を引いたときは、体力が低下しているため、栄養価の高い食事が必要です。
うどんだけでは栄養バランスが偏ってしまうため、他の食材との組み合わせを考える必要があります。
また、冷たいうどんは身体を冷やし、血流を悪くするおそれがあるため、体調の悪いときは避けた方がよいでしょう。
風邪のときにたべるうどんに卵・肉は入れてもいい?
うどんに卵やお肉を入れると、美味しくて栄養価も高く、身体も温まりますね。
我が家では、子どもたちが風邪をひいたときはよく卵うどんを作ります。
特に卵や肉にはたんぱく質が豊富に含まれており、風邪の回復に必要な栄養素です。
食欲があり、吐き気などもなければ、うどんに卵やお肉を入れると良いでしょう。
このほかに、ねぎやしめじ、生姜などを入れるのもおすすめです。
風邪のときにインスタントのカップうどんはOK?
体調が悪いときは、自分で料理するのも億劫になりますよね。
そんなときは、ササっと作れるインスタントのカップうどんでもOKです。
ただし、注意点もあります。
インスタントのカップうどんは手軽に食べられますが、塩分やカロリーがとても高いのです。
中には、一食分で5g以上の食塩相当量が含まれているものもあります。
またインスタントのカップうどんは、油揚げや天ぷらなどの具材が入っていることが多く、脂質も多めです。
脂質は消化に負担をかけることがありますので、食べ過ぎは禁物です。
もし、風邪をひいているときにインスタントのカップうどんを食べるなら、
・スープを全部飲み干さない
・一日に一食だけにする
・野菜や果物を一緒に摂る
・水分をしっかり摂る
以上の点に気をつけましょう。
風邪のときに冷たいうどんはOK?
上記の通り、風邪をひいたときに冷たいうどんはあまりおすすめできません。
風邪をひいたときは、体温を上げて免疫力を高めることが大切ですが、冷たいうどんを食べると逆効果になることがあります。
また、冷たいうどんには冷やし汁やトッピングなどが付いていることが多いですが、これらには塩分や油分が多く含まれている場合があります。
塩分や油分が多すぎると、血圧に悪影響をおよぼしたり、胃の負担になってしまいます。
もし風邪をひいたときに冷たいうどんを食べるなら、トッピングは軽めのものにし、冷やし汁やつけだれの量を減らしましょう。
また食後に温かい飲み物を飲み、身体を温めるようにしてくださいね。
風邪のときにうどん以外で身体によい食べ物は?
風邪をひいたときでも、うどんばかりでは飽きてしまいますし、栄養バランスも偏ってしまいます。
そんなときは、お粥や雑炊、ヨーグルトなどがおすすめです。
ご自宅の冷蔵庫にご飯と卵があれば、卵雑炊にすると栄養価もアップし、身体も温まります。
また水分補給を忘れずに行ってくださいね。
カフェインを摂取すると脱水症状が悪化する恐れがあるので、ノンカフェインの麦茶やルイボスティー、白湯がおすすめです。
そして食事だけでなく睡眠や安静も大切です。
無理をせずに体を休めてくださいね。
まとめ
風邪をひいているときは、やはり温かく消化の良い食べ物が良いですね。
体を休めてしっかり食べて早く治してくださいね。
水分補給も忘れずに。
ただし、食欲がないときに無理に食べるのは禁物ですよ。