ソースの香ばしい香りがたまらなくて
野菜もたっぷり食べられる「お好み焼き」
子どもにも大人にも人気ですよね。
大阪出身の私。
結婚して今は神戸に住んでいますが、
月に1回は食卓に並ぶ料理です。
でもお好み焼きを作っていると
べちゃべちゃになってしまうことってありませんか?
「仕方ないのかな。」
と諦めてはいけません。
ここでは、お好み焼きがべちゃべちゃになってしまう理由や
ふわふわにする8つのポイントなどをご紹介していきたいと思います。
お好み焼きがべちゃべちゃになるのはなぜ?
鉄板焼きの定番「お好み焼き」。
でも、
「作っているとべちゃべちゃになってしまう」
という方も多いと思います。
お好み焼きがべちゃべちゃになってしまう理由は、
1.水や出汁などの水分を目分量で入れている
2.水気の多い具材をたくさん入れている
3.キャベツの水気を切っていない
など、粉に対して水分量が多いことが考えられます。
水や出汁などの水分を目分量で入れている
小麦粉やお好み焼き粉を水や出汁と混ぜる時は、
目分量ではなく
レシピやパッケージの表記通りの水分を入れましょう。
目分量で入れると粉に対して水分量が多くなりやすく
べちゃべちゃになってしまいます。
水気の多い具材をたくさん入れている
お好み焼きは、
ご当地やご家庭などによって
色々な具材でアレンジできるメリットがあります。
ですが、
・豆腐
・白菜
・トマト
など、水分が多い具材をたくさん入れると水分量が多くなり
べちゃべちゃになってしまいます。
キャベツの水気を切っていない
お好み焼きの具材の定番と言えば「キャベツ」。
キャベツも葉っぱと葉っぱの間に水が溜まっていたり、
切ってから長時間
粉の中に入れておくと水分が出てきてしまいます。
また、焼いている最中にも水分が出てくるので、
切ったらザルにあげて水気を切っておくようにしましょう。
小麦粉でお好み焼きをふわふわに作るには?
お好み焼きがべちゃべちゃになってしまうのは
仕方なくありません。
1.レシピ通りに粉を作る
2.水気の多い具材を入れる時は水分量を調節する
3.キャベツの水気は切っておく
4.キャベツはたくさん入れて粗みじん切りに
5.山芋を入れる
6.空気を含ませるように混ぜる
7.混ぜたらすぐに焼く
8.ひっくり返したら押さえない
など、
8つのポイントを押さえれば
誰でもふわふわのお好み焼きを作ることができますよ。
レシピ通りに粉を作る
お好み焼きがべちゃべちゃになってしまうのは
「水分量」が多いから。
まずは、
レシピやパッケージの表記通りの水分を入れるようにしましょう。
そして、水や出汁を入れる時は1度で全部入れるのもNG。
2回~3回に分けて生地の様子を見ながら混ぜていきましょうね。
水気の多い具材を入れる時は水分量を調節する
豆腐や白菜など水気の多い具材を入れる時は、
水分量を減らすのがべちゃべちゃにならないポイントです。
キャベツの水気は切っておく
お好み焼きの定番具材「キャベツ」ですが、
水分が多いので、切った後はザルにあげて水気を切っておきましょう。
もし時間があれば、
切ったキャベツを冷蔵庫で1時間、
ラップや蓋をせずに置いておくと
水分が抜けてべちゃべちゃになりにくくなります。
キャベツはたくさん入れて粗みじん切りに
キャベツは細かく切ると水分が出やすくなるので
「粗みじん切り」でOKです。
シャキシャキとした食感も残って美味しくなりますよ。
山芋を入れる
すりおろした山芋を入れることで
お好み焼きの生地がふわふわになるだけでなく
甘みもプラスされます。
よく似た野菜の「長芋」でもOKですが、
長芋は山芋よりも粘り気が少なくて水分が多い特徴があります。
空気を含ませるように混ぜる
生地を混ぜる時、ぐりぐり何度もかき混ぜてはいけません。
小麦粉に含まれているグルテンが形成されて
かたい生地になってしまいます。
空気を含ませるように
10秒くらいさっくり混ぜる程度でOKです。
混ぜたらすぐに焼く
生地を混ぜたまま置いておくと
具材から水分が出てきてべちゃべちゃになってしまいます。
できるだけ混ぜたらすぐに焼くようにしましょう。
ひっくり返したら押さえない
お好み焼きをひっくり返した時、押さえてはいけません。
押さえてしまうと生地の中の気泡が潰れて
ふわふわ食感を失ってしまいます。
ひっくり返したら蓋をして全体に火を通しましょう。
お好み焼が失敗しやすい具材は?
結論から言うと
お好み焼きは具材と生地の水分量に気をつければ
どんな具材でも合う料理です。
お好み焼きの定番具材と言えば、
・豚肉
・キャベツ
・天かす
ですが、ご当地やご家庭によって
・エビ
・イカ
・紅ショウガ
・桜エビ
・チーズ
・お餅
など好きな具材でアレンジできる万能料理です。
そこで、私が好きな具材やおススメの具材を5つご紹介したいと思います。
1.ぼっかけ(すじこん)
2.キムチ
3.さきいか
4.じゃがいも
5.ソーセージ・ハム
ぼっかけ(すじこん)
私が今住んでいる神戸名物の「ぼっかけ」。
牛すじとこんにゃくを甘辛く煮たもので「すじこん」とも言います。
関西では馴染むが深い料理で、お好み焼きとの相性もバッチリです。
牛肉のうま味とこんにゃくの食感がたまりませんよ。
キムチ
豚肉との相性が良い「キムチ」。
生地に混ぜてもトッピングに添えてもOKです。
ピリ辛な味が食欲をそそってくれてお酒にも合います。
さきいか
生地に手やハサミで切って入れるだけ
でうま味が溢れるのが「さきいか」です。
ぜひ一度試してみてくださいね。
じゃがいも
角切りやすりおろしなど、
切り方次第で食感やボリューム感が変えられるのが
「じゃがいも」です。
我が家ではおでんのじゃがいもを角切りにして
お好み焼きに入れることがあります。
ほくほくの食感とおでんのうま味のある
お好み焼きに仕上がります。
ソーセージ・ハム
子ども向けにおススメなのが「ソーセージ」や「ハム」です。
コーンやチーズと合わせてケチャップをかけると
子ども達が喜んで食べてくれますよ。
まとめ
鉄板焼きの定番「お好み焼き」。
ソースの香ばしい香りや
好きな具材を入れてアレンジできるので
ご家庭で作る方も多いと思います。
ぜひ、
お好み焼きを作るとべちゃべちゃになってしまうという方は、
・レシピ通りに粉を作る
・水気の多い具材を入れる時は水分量を調節する
・キャベツの水気は切っておく
・キャベツはたくさん入れて粗みじん切りに
・山芋を入れる
・空気を含ませるように混ぜる
・混ぜたらすぐに焼く
・ひっくり返したら押さえない
というポイントを押さえて作ってみてください。
ふわふわの美味しいお好み焼きが作れますよ。