ピーマンにひき肉を詰めた「ピーマンの肉詰め」。
ケチャップや甘めのソースをかけると
ピーマンが苦手な子どもでも
美味しく食べられる家庭料理ですよね。
でも、ピーマンの肉詰めは
焼いている時にピーマンから肉がはがれてしまったり
肉の中までしっかり火が通らないなど
失敗しがちな料理でもあります。
そこでピーマンの肉詰めの焼き方は
肉とピーマンどっちからが先かをはじめ、
ピーマンから肉がはがれない焼き方などを
お伝えしていきたいと思います。
「ピーマンの肉詰めは作るのがちょっと苦手」という方こそ、
ぜひ最後までチェックしてくださいね。
ピーマンの肉詰め焼き方は肉とピーマンどっちからが先?
結論から言うと、ピーマンの肉詰めの焼き方は、
「肉側を先に焼く」
が正解です!
肉側を先に焼くことで
お肉にしっかり焼き目がついて
全体が崩れにくくなります。
さらに肉汁が流れにくくなって
ジューシーで美味しく仕上がります。
反対にピーマン側を先に焼いてしまうと
お肉に火が通る前にピーマンに火が通り過ぎて
ピーマンが反ってしまうんです。
ピーマンが反ってしまうと
タネである肉がはがれやすくなります。
なので、
「ピーマンの肉詰めは肉側を先に焼く」
というポイントを覚えておいてくださいね。
ピーマンの肉詰めではがれない焼き方は?
ピーマンの肉詰めは、
「肉側を先に焼く」という他にも
肉がはがれないためのポイントがあります。
それが、
1.ピーマンを温めておく
2.小麦粉をまぶす
3.肉をたっぷり詰める
という3点です。
ピーマンを温めておく
実は、ピーマンの肉詰めを作る時
肉のタネを詰める前にピーマンを温めておくことで
フライパンで焼いた時にピーマンが反れにくくなって
肉がはがれにくくなるんです。
先にピーマンを温める時は、
・電子レンジ(500W~600W)で2分温める
・1分~1分30秒茹でる
のどちらかでOKです。
小麦粉をまぶす
ピーマンの内側に小麦粉をまぶすことで
加熱した時にタネから出た水分と小麦粉が合わさって
糊(のり)のように働き、肉がはがれにくくなります。
小麦粉以外に片栗粉や米粉でもOKです。
私もこの技を使うようになってからタネがはがれにくくなりました。
ポイントは、「軽くまぶす程度」ということ。
あまり小麦粉をつけ過ぎるとサラサラになり過ぎて
タネがはがれやすくなってしまいます。
肉をたっぷり詰める
肉のタネを押さえつけるようにたっぷり詰めるのもポイントです。
ピーマンのすみずみまで、
こんもりと盛り上がるくらい詰めることで
肉がはがれにくくなります。
ピーマンの肉詰めひっくり返さないで焼くのはアリ?
ピーマンの肉詰めは、
肉側を先に焼いてからひっくり返して
ピーマン側を焼くのが一般的な焼き方です。
ですが、ひっくり返さないで
水を足して蒸し焼きにする方法もアリです。
私もよくするミスが、
ひっくり返したタイミングで
ピーマンから肉がはがれてしまうということ。
それを防ぐためにも
ピーマンの肉詰めをひっくり返さないのも1つなんです。
肉側を焼いて肉汁が出てきたら
キッチンペーパー余分な油を拭き取ります。
そして、水60ccを加えたらフライパンの蓋をして、
弱火で5分ほど蒸し焼きにしたら出来上がりです。
ぜひ、試してみてくださいね。
ピーマンの肉詰めが生焼けはどうか確認するには?
ピーマンの肉詰めを失敗してしまう理由の1つに
肉の中まで火がしっかり火が通っていないことがあります。
そんな生焼けを予防するには、
爪楊枝や竹串をお肉に刺してみましょう。
刺した時に出てくる汁が
・透明なら火が通っている
・赤色なら生焼け
というサインです。
しっかり肉に火が通ったことが確認できたら
最後にフライパンに残った旨味を活かして
ソースを作りましょう。
ソースは、
ピーマンの肉詰めを作ったフライパンに
ケチャップとウスターソースを入れて煮詰めればOKです。
ウスターソースが辛いお子様には、
ケチャップ+マヨネーズのオーロラソースがおススメです。
我が家の子どももオーロラソースがあれば
何でもペロリと食べちゃいます。
サッパリと食べたい時はポン酢も良いですね。
まとめ
ピーマンが苦手な人でも美味しく食べられる
「ピーマンの肉詰め」。
ですが、
焼いている時にピーマンから肉がはがれてしまったり
肉の中までしっかり火が通らないなど
作るのがちょっと苦手という方も多いと思います。
そんな時は、
・肉側を先に焼く
・ピーマンを温めておく
・小麦粉をまぶす
・肉をたっぷり詰める
・爪楊枝や竹串をお肉に刺して肉汁を確認する
というポイントを押さえて作ってみてください。
きっと美味しくて見た目もキレイなピーマンの肉詰めに仕上がりますよ。