健康診断の前の空腹って本当に辛いですよね。
しかし、健康診断前は絶飲食で、必ず空腹で臨むよう指示があります。
そこで今回は、健康診断前の空腹をまぎらわせる方法についてご紹介します。
飲水や軽食の摂取、さらにはなぜ健康診断前には空腹で受ける必要があるのかについても解説します！
健康診断前の空腹が辛い人におすすめの対処法3選
健康診断前にはいつもの食事が摂れず、空腹が辛くてイライラしてしまいますよね。
時間が過ぎるのも長く感じますが、検査までの空腹感を少しでも紛らわせる方法をご紹介します。
私の一番のおすすめは、歯磨きをすることです！
健康診断の前には、たとえ少しの飴やガムでも食べられませんよね。
しかし、口や胃に残らない歯磨きやマウスウォッシュなら大丈夫です。
ミントやハーブ系のフレッシュ感で空腹を紛らわすとよいでしょう。
また普段聞かないジャンルの音楽を聴いたり、本を読んで気持ちを落ち着かせ、うまく空腹から意識をそらせるとよいですね。
空腹をまぎらわせたいからといって炭酸水を飲んだり、タバコを吸うのはいけません。
正しい計測の為に、必ず注意事項を守りましょう。
健康診断前に軽食や飲水はちょっとでもバレる？
ニンニクや香辛料のきついものなど、ニオイが残らない食べ物なら、少し食べても黙っていればバレないと思いませんか？
しかし胃カメラで検査すると、食事をしてしまったことはすぐにわかります。
胃の中に残った内容物によっては、十分な検査ができずに再検査という事になるかもしれません。
また食事は血糖値にも影響を与えます。
受付や検査技師に注意されるだけでなく、また時間を作って再検査や診察を受けることになります。
自分の行動は、必ず自分に返ってきます。
健康診断前に食べたり飲んだりすることは、バレるかどうかよりも、自分の健康状態を正しく把握するために避けるべきでしょう。
そもそもなぜ健康診断は空腹状態で受ける必要がある？
健康診断では、血液検査や尿検査などの検査項目が含まれています。
これらの基準値は、空腹時に測定したものが設定されています。
特に血液検査では、食事によって血液中の数値が変動するため、正確な結果を得るためには絶食が必要です。
血糖値を正確に計測するには4から5時間、中性脂肪を計測するには10時間以上絶食状態でなければいけません。
また、胃腸の状態やインスリンの分泌なども食事によって影響を受けるため、空腹状態で受けることが求められています。
健康診断前に食事してしまったら？
気をつけているつもりでも、いつもの習慣で食事をしてしまったり、薬を飲んでしまったということもあるでしょう。
健康診断前に食事をしてしまった場合、正確な検査結果が得られない可能性があります。
そのため、正直に医師や検査担当者に相談しましょう。
場合によっては、検査を延期することになるかもしれません。
また、絶食再開までの時間が限られている場合は、何も食べずに空腹状態を保つように努めてください。
薬を服用してしまった場合は、どんな薬をいつどのくらい飲んだのか、正確に申告しましょう。
まとめ
健康診断前の空腹は辛いものですが、上手に対処することで乗り切ることができます。
飲水や軽食の摂取、なぜ空腹で受ける必要があるのかを理解し、食事をしてしまった場合の対処法も知っておきましょう。
健康診断は自分の体の状態を知るための貴重な機会です。
正確な検査結果を得るためにも、空腹に耐えて臨みましょう。
また健康診断が済んだからと言って、終わってからすぐに暴飲暴食をするのは胃腸にもよくありません。
あなたの健康を守るためにも、ぜひ注意してくださいね。
