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夜に蜘蛛を殺してはいけない理由は?見つけた時の対処法は?

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生活

昔からある「夜に蜘蛛(クモ)を殺すのは良くない」という言い伝え、聞いたことがあるのではないでしょうか。

そもそも蜘蛛だけに限らず、身近には様々な種類の虫が共存しています。

その中でも蜘蛛は「殺すのは良くない・外に逃がした方がいい」などと言われることが多い虫。

とはいっても、足が8本あって動きも早く見た目も独特なことから、苦手意識をもつ方も少なくありません。

今回は
・夜に蜘蛛を殺してはいけない理由とは?
・家の中で蜘蛛を見つけたらどうすればいい?
・蜘蛛は人間に近づかないって本当なの?

など、夜に出る蜘蛛について詳しくご紹介していきます。

見た目は怖い蜘蛛ですが、実は益虫(えきちゅう)と言われ、人間に有益な存在でもあります。

みんな同じ命であることは理解した上で、適切に対応していきたいですね。

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夜に蜘蛛を殺してはいけない理由とは?

そもそも蜘蛛とは〔足8本・動きが早い・巣を作る・子沢山・色や大きさが様々〕。

こんなイメージを持つ方が多いのではないでしょうか。

蜘蛛を夜殺してはいけないと言われる理由には、喜びや幸運の存在とされていることにあります。

一部の地域や海外では〔夜蜘蛛=ヨロコブ(蜘蛛をコブと呼ぶ)・幸運の前触れを知らせる存在〕と言われ、夜に見る蜘蛛だからこそ縁起が良いとされています。

このことから、夜蜘蛛は殺してはいけないと考えられているようですね。

またこの他に、蜘蛛はゴキブリやハエなどの害虫を食べてくれる益虫(えきちゅう)のため、わざわざ殺す必要がないという声も理由の1つです。

しかしその反面、日本では「夜蜘蛛は不幸や災いを招く」とも言われていて、夜に蜘蛛を見かけたら必ず殺すべきという方も多くいます。

このように住んでいる場所によっても言い伝えが違うため、同じ蜘蛛であってもどう対応すべきかという認識には大きな差があるようです。

家の中で蜘蛛を見つけたらどうすればいいの?

蜘蛛がどんな意味をもっていても、急に家の中に現れたらビックリしてしまいますね。

ただ、蜘蛛は益虫でもあるので、見つけた場合には【外に逃がす・そのままにする】のがいいでしょう。

日本にいる蜘蛛は無害なものが多いですが、強く触ったり、体液に触れてしまうと、痒み・ただれを引き起こすこともあるので、殺すのではなく逃がすようにしてください。

また、蜘蛛は逃げ足が早いので気付いたらいなくなっていることが多いです。

もし逃げてしまっても、夏場に多い害虫を食べてくれる存在でもあるので、そっとしておきましょう。

また意外と臆病な性格をしているので、窓を開けてトントンしておけば自分から外に出ていくこともあります。

小さいものを捕まえる際は、潰してしまわないよう気を付けてあげてください。

蜘蛛は人間に近づかないって本当なの?

蜘蛛の種類や大きさは様々ですが、実はとても神経質で臆病な虫だと言われています。

自分よりも大きくて動くものからは逃げる習性があるので【人間に自ら近づくことは少ない】と言えるでしょう。

体長が12センチほどあるアシダカグモでさえも、人間に気付くと目にも止まらぬ早さで逃げていきます。

もし家に蜘蛛がいても、そっと隠れて生活している場合がほとんどなので、心配しなくても大丈夫ですよ。

まとめ

夜の蜘蛛と聞くとあまり良いイメージはありませんが、夜行性が多いので、私たちが寝ている間に食事や巣作りをすることが多いです。

そのため夜に現れるのは仕方がないとも言えるでしょう。

ただ、同じ蜘蛛であっても、朝に出るのと夜に出るのでは解釈に差があるようです。

どんな言い伝えがあっても、同じ命であることには変わりません。

蜘蛛の生活を尊重し、適度な距離感で共存できたらいいなと思います。

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