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人工イクラの見分け方とは?回転ずしは人工イクラなの?

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食べ物

お寿司屋さんの人気食材の1つと言えば
「イクラ」ではないでしょうか。

あの塩味とほのかな甘み、
そしてプチプチした食感がたまらないですよね。

私も大好きで、
お寿司屋さん行くと必ず食べます。

また、
カルパッチョやちらし寿司などに
自宅で使う時もあります。

でも、そんなイクラには、
「人工イクラ」と「天然イクラ」があるんです。

今回は、
人工イクラと天然イクラの見分け方をはじめ、
それぞれの特徴や
回転ずしのイクラの正体について
調査していきたいと思います。

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人工イクラと天然イクラの見分け方は?

「天然イクラ」は、
「鮭や鱒(ます)の卵を一粒ずつにしたイクラ」を言い、
「人工イクラ」は、その名前の通り
「人の手によって作られたイクラ」のことを言います。

実は、
人工イクラと天然イクラは、
1.転がしてみる
2.お湯をかけてみる
ことで見分けることができるんです。

転がしてみる

イクラをよく見てみると
内側に濃い赤色の部分がありますよね。

通称「目玉」とも呼ばれるあの濃い赤色の部分は、
「胚盤(はいばん)」という卵の組織なんです。

そして、天然イクラは、
転がしてみても胚盤は卵黄で固定されているので
動かない特徴があります。

ですが、人工のイクラは胚盤に似せるために
人参などから抽出したβ-カロテンで着色した比重の軽い油で
目玉が作られているだけなので、
イクラを転がすと常に上向きに動きます。

お湯をかけてみる

天然イクラは表面の膜がたんぱく質でできていて、
お湯をかけると白く濁る特徴があります。

一方、人工イクラの表面は
「アルギン酸ナトリウム水溶液」という成分が主成分で作られていて、
お湯をかけても白く濁らない特徴があります。

天然イクラの特徴と味は?

天然イクラは、鮭や鱒の卵を一粒ずつに分けたイクラを言います。

特に日本では「秋鮭の卵」のことを意味しているため、
9月~11月に天然イクラは旬を迎える特徴があります。

天然のイクラは、
磯の香りが強くて、
甘みもほのかに感じることができて美味しいので、
「自分へのご褒美」に食べる人も多いのではないでしょうか。

ちなみに、ふるさと納税の返礼品でもいくらを選ぶ事ができるんですよ。

粒がきれいでとっても美味しそうですね。

人工イクラの特徴と味は?

人工イクラは、
「カラギーナン」「ゼラチン」「へクチン」などを混ぜ合わせた中身を
海藻などから抽出した「アルギン酸ナトリウム水溶液」を主成分とした膜で
覆っている特徴があります。

また、
人工イクラは香りが少なく、
醤油や出汁などに漬け込むことで味をつけているため
塩気が強い特徴もあります。

実は、人工イクラは
日本の化学メーカー「日本カーバイド工業」が、
製薬用のカプセルを開発する過程で偶然生まれた商品なのです。

当時、天然イクラの漁業量が減少して
価格が高騰していたこともあり、
市場に流通するようになった背景があるのです。

回転ずしのイクラは人工イクラ?

安くて美味しい回転ずし。
子どもから大人まで大好きですよね。

我が家も月に1回はお世話になっています。

でも、安くて美味しい回転ずしで
高級食材のイクラが食べられるなんて
きっと人工イクラなんだろうと思いますよね。

でも、回転ずしのほとんどは「天然イクラ」なんですよ。

その理由は、
1.海外から安く輸入できるようになったから
2.原価があまり変わらないから
3.大量受注しているから
4.品質にこだわっているから
と考えられます。

海外から安く輸入できるようになったから

確かに国産イクラの収穫量が減少した時期は、
人工イクラが使われる場合もありました。

ですが、
今はアメリカやロシアから
安くイクラを輸入できるようになったため、
天然イクラを低価格で提供できるようになったのです。

原価があまり変わらないから

回転ずしのイクラは、
1皿8g~10gのイクラを使用します。

その原価は、
・人工イクラ:約36.5円
・天然イクラ:約37.5円~77.5円

なので、原価の安い天然イクラを使えば
人工イクラも天然イクラも原価がほとんど変わらないのです。

大量受注しているから

物は、大量に仕入れることで
より原価をおさえて購入することができます。

「天然イクラが安く食べられるとなる」と
注文する人も増えて
大量に仕入れても消費されるというわけです。

品質にこだわっているから

最近の回転ずしは「無添加」や「国産」など
品質にこだわった目玉商品を数多く掲げています。

中でも「天然イクラを安く食べられる」となると
集客・注文も増えお店全体の利益が増えます。

まとめ

自分へのご褒美とも言える「イクラ」。
私も子どもも大好きです。

そんなイクラには、
鮭や鱒の卵を一粒ずつに分けた「天然イクラ」と
人の手で作られた「人工イクラ」があります。

見分け方は、
・転がしてみる
・お湯をかけてみる
という方法です。

天然イクラの場合、
転がしても濃い赤色の目玉は動かず、
お湯をかけると白く濁ります。

そして、人工イクラの場合、
転がすと目玉が上向きに動いて、
お湯をかけても白く濁りません。

ぜひ、次にイクラを食べる時に
見分けてみてくださいね。

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